コミュニティナースとは
- コミュニティナースとは
- なぜコミュニティナースなのか
- 目指す未来
1、コミュニティナースとは
コミュニティナースとは、制度や枠組みにとらわれることなく、まちに出て自由で多様なケアを実践するあり方・コンセプトです。暮らしの中で住民と知り合い、”毎日の嬉しい”や”心と身体の健康と安心”を住民と一緒につくります。(Community nurse company webサイトより)
コミュニティナースの実践とは、住民や他分野の人材、ケアの人材がみんなで一緒に”毎日の嬉しい”と”心と体の安心”をつくる「解決モデル」型ではなく、「対応モデル」型の終わりなき実験です。
コミュニティナースとして大切にしたいことは、「わたしの情熱」と「地域に求められる役割」の重なったところでの実践のカタチです。
んん???よくわからないぞ!?(;’∀’)💦💦
地域や住民のニーズから、「○○だったらいいなあ」がたくさんあると思いますが、「○○すべき」「○○しなくては…」というところからいったん離れてみて(^_-)-☆ 自分の「○○が好き💛」「〇〇したい🌸」「○○が得意✨」の中に、地域や住民に喜ばれるもの、価値あるものがないか掘り下げてみてください(#^^#) 必ず、みつかります。そこに『わたしだけのコミュニティナース』としてのアクションがあります❕❕
このアクション探しは、コミュニティナースカンパニーが主催する人材育成のプロジェクトが不定期に開催されていますので関心ある方はチェックしてみてください。
♢特徴的なアプローチ♢
コミュニティナースの特徴を3つお伝えします。
まず、対象者との関係性です。ふだん看護師は、専門職と患者として住民に出会っています。なにか目的を持って接する看護師としてではなく、ゆるりとお喋りしたり、いっしょに遊んだり、知らない情報をおしえて貰ったり…同じ住民同士、フラットな関係です。親しくなると、お友達としての関係性が構築されます。
いっしょにケアを行っている仲間を考えてみると、看護師は、医師やリハビリ担当者、あるいは地域のケアマネジャーなどケア領域の専門職と協働することが多いですよね。コミュニティナースは、対象者を取り巻く、ご近所の方、いつも利用する福祉タクシーやスーパーの店員さん、同居じゃない家族や親せきなど…その方の日常を取り巻く様々な人々と、出会い、互いに影響し合いながら関りを持ちます。
地域に生み出す変化としては、看護師は短期的な健康問題の改善を目指し、関わる人たちのスキルを強めていくような関りをしますが、コミュニティナースは、個人や地域全体に中長期的な意識や行動の変化を起こし、人々の健康に寄与する住民が地域に増え、つながり、拡がっていく、そんな関りを目指しています。
2、なぜ、コミュニティナースなのか?
年をとったり病気やケガをきっかけに少しずつ生活に不自由なことができても、住み慣れた地域で暮らし続けたい…最期まで自分らしく暮らしたい…そんなあたり前を実現できないか。
病院の中で、人々のその人らしい健康な生活に向けてサポートしている私たち専門職は、病気や障害に対する手当をしますが、そのゴールは、「病気や障害を治すこと」ではないのです。できるだけ、今までの生活に戻れないか…そう願い支援をしていますが、やっぱり、高齢者の普段の生活を私たちは知らない。なにを生きがいに、なにを楽しみに生活し、なにを不便に、何を不安に感じているのか。できるだけそこに寄り添いたい。まずは、地域に飛び出し、住民と交流し、普段見えない住民達の当たり前を知ろう、そこが始まりでした。
病院の専門職、地域で支援している専門職、それぞれに業務範囲があります。切れ目のないようにと時に重なり合いつつも、時間や状況などの制限の中でサービスを提供しています。ご本人や取り巻く人々との関係性の下、目的を持たずにいっしょに過ごすことで、今まで遭遇しなかったいろいろな場面に立ち会います。制度のハザマを体験し、既存の制度につなげられるのか、どうなれば暮らしやすいのか、気づきを市の担当課や関係機関と共有することが可能となっています。
3、コミュニティナースの目指す未来
コミュニティナースとして、枠組みのない個人への自由な関りから、高齢者に優しい地域づくりを目指しています。地域の中に入り、住民の健康意識を上げたり、地域のつながりを強める他にも、期待している機能があります。
医療機関に属しているという特性から、病院スタッフと一緒に活動したり、その後の様子をフィードバックすることにより院内スタッフが気づきを得てケアに反映させることが可能になると感じています。
宿毛市医師会と社会福祉協議会との3者協定が締結され、そこにコミュニティナースの活用が明言されたことにより、活動の中での気づきは、随時、市の担当課と共有し、協議をする機会を持っています。個別事例にじっくり関わって得た課題や成果は、決して個人の問題に留まらず、汎用性を持ってしくみ化できるものだと感じています。
コミュニティナース@大井田病院 わたしの足跡
- 活動の足跡
- メディア
1、活動の足跡 調整中
2、メディア
〇高知新聞 2020.1.22
地域が職場 高知県内初 「コミュニティナース」宿毛の中野さん
〇高知新聞 2020.4.14
宿毛発コロナ対策番組 CATV制作 4/14から放送
〇RKC 高知放送 2020.10.15 こうちeye 「土佐人力」
〇看護こうち NO.146 公益社団法人高知県看護協会
〇看護展望 11月号
〇宿毛市広報
2020.1 宿毛市の健康的なまちづくり連携協力に関する協定
2020.5 コミュニティナースってどんな人?
コミュニティナースに関するお問い合わせ
- ご依頼・ご相談について
- コミュニティ活動について
1、ご依頼・ご相談について
年のせいだから仕方ない、病気をきっかけにすっかり弱った…あきらめる前に、ぜひご相談ください。
こんなお悩みありませんか?
●ひとり暮らしはもう無理かも…
●免許返したいけど、買い物どうしよう…
●散歩したいけど、ひとりじゃ危ないって言われる…
●以前のように自炊できるか心配
●体調がなかなか戻らない
●介護保険サービスは使いたくない
ご本人・ご家族の他、地域の介護サービスでは対応が難しいとお悩みの支援者の方もぜひご相談ください。個人情報の取り扱いは十分配慮を致しますのでご安心ください。連絡先は👇
2、コミュニティナース活動について
活動の詳細がもっと知りたい、自分もなにかやってみたい病院で働いているんだけど連携できないか…などなど、活動にご興味のある方は、下記連絡先👇👇までご一報ください。コミュニティナースの活用方法について具体的にお伝え致します。 活動したい方には、あなたらしいコミュニティナース活動をいっしょに考えるお手伝いをします。
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また、オンラインでのコミュニティナース活動もしています。住民のセルフケアや趣味・楽しみのためのコンテンツを作成し、地元のケーブルテレビで発信しています。住民の健康維持・増進のために、あなたの専門性の高い知識や経験、得意なことをお伝えしませんか?詳細は👇👇👇
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