相談の連絡があったので立ち寄った。すぐそばに、昔、住宅訪問に行ったお宅があった。
見れば、なんだか人が出入りしている
退院前にお宅にうかがったのは、もう1年以上前。歩くにも不自由なところはあったけれど、介護保険は使わず、ご家族ご自身が大工仕事もして家の中を整えた。
屋内は伝え歩き。日中はひとりで過ごすし、トイレや風呂までの動線も気になった。担当セラピストは大変気にしていた。
包括支援センターの担当者が住宅訪問に同伴してくださり、退院後はお任せした
家の中の生活ではいらないのだけれど、担当セラピストは本人と相談して歩行車を準備した
もともと自営の店舗の店番をされていた。お店がまた出来たらいいなあとご本人の希望があった。担当セラピストは、店内をぐるぐる巡回できるようにと歩行車を選定した。
ちょっと覗いてみようか
さっきから店へ人の出入りがある…中に入ると、座ったままの懐かしい顔がこちらを向く
誰かは分かっていないようだが笑顔。 「お菓子ありますか?」「耳が聞こえんけんね、」とホワイトボードを私に差し出した
そうでした、筆談。
しかし…知った顔じゃなく見慣れない人にもこの対応…これは、店出来る❕❕( ̄▽ ̄)
「お菓子」と書く。ああ、と指さす。「あんまりないよ」
お菓子の袋をもって、ホワイトボードで、自己紹介した。「前に来たことある」というと思い出したよう
「お店してるんですね。リハビリの者が聞いたら喜びます。病院来ることがあったら覗いてください」と書くと、 「最近は、良かった方の膝が痛い。悪かった方をかばったからやないか。注射をしてもらいに病院に行こうとおもいよる」と。「近所の人が注射してから調子がようなった、ゆうて」しっかり情報仕入れている。今は、家族が忙しく落ち着いたら連れて行ってもらおうと思っていると言った。
元気でよかった。この地区は、はなちゃんバスのルート、バスに乗って注射に来れない❔
これがね、よう乗せんろお?と歩行車を指す。
折り畳みできる、乗車は可能。乗客同士、手伝い合ってる、わたしもバスに乗ってるし、お手伝いできる…
人に迷惑かけるからね…人の手は煩わせたくない様子
自立したいのだ
バスに時々乗ってるので、近く通ったらまた、来ます、
そう言って別れた
担当セラピストに早速伝えた。お店に出ていること、店に人の出入りがあり近所との交流があること、 「うわあ、良かったあ…介護保険つかわんと帰ったでし。生活できてるか気になって」
注射に通いたいが、歩行車を持ってバスに乗ることに躊躇していることも伝えた
近いうちに、セラピストにはなちゃんバスに乗ってもらうことにした
シルバーカー問題も一緒に考えてもらえたら
そして、店に座っている今の姿を実際にもてもらお(^^♪
コメント