コミュニティナース 願えば叶う⁇ お料理の師匠現る

個別訪問

願えば叶う⁇ 新年明けましておめでとうございます。

 2020年のクリスマスには、20年ぶり?にクッキーを焼いた。

20年ぶりかどうかはわからないけど、お菓子作りに凝ったのは子どもの頃。なんと、まさかのお料理クラブにまで入った。家庭科でつくった何かがおいしかったから(なんだったんだろ。もう、覚えてもない💦)

働くようになってから、普段料理をしない主義(⁇)の私にとって、わざわざ材料から買いに行かないといけない、はかりもない、オーブンの使い方もよくわからん、後片付けは面倒…まあ、お菓子づくりなんぞ面倒なこと、しないに越したことはないと思うようになっていた。そんな私も、去年あたりから少し変わり始めたきっかけはやっぱり、おうち時間

 効率ばっか気にして来たこのうん十年。効率…って言っても、ただ、面倒なことは避けたい、結果があればいい、そんな感覚。なにかの過程をゆっくり味わう、うまくいかないことにぐっと向き合い、工夫する…そういうことから遠ざかってたんだなあっと感じる。そんな時、にわかにできたおうち時間…自分と向き合う時間が増えて、ものごとの捉え方が変わってきた。楽しいと思うことが変わってきた。時間の使い方が変わってきた

そんなわたしの2021年のテーマは(うるさい⁉)「自分とのコミュニケーション」になった。(なったって…)で、裏テーマは、「料理」かなあと、ぼんやり思っていた。

コミュナス活動の中で、特徴としている、いっしょに○○シリーズなにかをしてあげるのでもなく、自立するための助言や環境設定でもなく、ただ、いっしょにする

いっしょに散歩、からスタートし、いっしょに買い物は、だいぶ定着した。希望がありそうでなかったいっしょに料理…

実は、これ、私がまったく苦手なもんで、まるっきり教えてもらいながらする設定(;’∀’) 去年は、元漁師さんと魚をさばくにとどまっていた。

去年末、「(健康に)自信がなくなった」と独居の女性から連絡をもらい、2,3回訪問を重ねた。入院中は、年よりうんと若く見え、難聴も認知機能の低下もなくしゃきしゃきした印象だった彼女。病気を重ね、健康に対する不安が大きくなったと。年末年始病院が閉まると考えるだけで、調子が悪くなる、病院に着くとよくなる…そんなことを言った。食欲もない。もともと長年調理の経験があり、味にはうるさく、市販の弁当なども口に合わない。何もしたくない、ただ布団の中だと安心する。

訪問すると、気持ちの問題…とご自分で理解しながら、体調の不安を話される。お子さんやお孫さんが、自分の料理をお店よりおいしいと言ってくれた、昔を思い出し話してくれる彼女は、笑顔でキラキラしている。一方で、今は、台所に立つこと自体に心理的な負荷があるようで、キッチンに入るだけで気分が悪い、急いで寝室に戻ってくるんだと。

全ては、体調に関する不安ゆえ。本人が感じるんだから仕方ない

そんな彼女を2021年初めての訪問。食べたくてね…『田作り(たづくり)』をつくったらしい。

「どうしても食べたくなって…自分で作ったのが食べたくなった」

田作り⁉ 料理をしないわたしは、すっとんきょうな声をあげたらしく、「食べてみてくれる?」と台所へ。

冷蔵庫からタッパーに入ったもの。なるほど、「ごまめ」ね。小魚を甘辛く…なんと表現していいのか。お茶を入れてくれたので、少しいただくことに。

間延びのしていないキュッとしまった、甘辛具合がちょうどいい。苦みもない。やっぱり料理にこだわりがあるんだなあ。

「そう!正月に実家で1年に1回だけ食べるやつ」お正月には欠かせない一品‼ 今年実家に帰れなかった私には、今年初めての「おせち料理」、あらためて年を迎えた気持ちになる。感激(^^ゞ

作り方を教えてくれる。材料の魚の種類も教えてくれる…あんま、できなさそう…ううん…💧💧 どんな成り行きだっただろうか。すぐ近くの店でその魚が売ってるってゆうので、帰りに買って帰る‼ 期限があるので、ほど近いうちに一緒に「田作り」をつくることに決定

2020年持ち越しの いっしょにお料理、と、2021年のわたしの目標「料理」が早くも実現!⁇

張り切って、小魚2袋買って帰った。たくさんできたら…娘さん達にも懐かしい母の『田作り』をお届けしたい。あらためて新しい年を感じれるはず。

記事に関する問い合わせ先
お問い合わせ
【関連リンク】
コミュニティナースカンパニー 公式HP
コミュニティナース書籍  矢田明子 著
えっころネット活動報告
個別訪問
なかの ともみをフォローする
コミュニティナース@大井田病院~自分らしくさいごまで 自分のチカラを活かした支え合い地域に

コメント

タイトルとURLをコピーしました