地域に出た分、学びがあると言っていい。
そういうことだったんだあ…ということが、たくさん
独居高齢者は、
普段、どうやってこれらの問題を解決しているのだろう…
遭遇した順に羅列してみる
●エアコンのON,OFF
夏の暑いさなかの退院なので本人の入院中にご家族が準備された。根元のコンセントを抜いて電源を切ったよう。コンセントを差し込んでもつかんがよ、と。ん?? リモコンがあるはずですよー。リモコンを探して、使い方をお伝えする。
今まで使用したことがなかったらしく、そりゃそうか。
●テレビを見ていない問題
昼間は寝ないよ、と言ってたのに、最近布団を敷いて昼間から寝ている。テレビが置いてあるのに点いてるの見たことがない。テレビとかは見ないんですか?と問う。テレビが、つかんがよ。。。あらあら。リモコン問題アゲイン⁇ ではなかった。リモコンで、ONにする。そのあと、出力タイプをチョイスしなくちゃあいけない。なんだか、あらためて使いにくい。使わない機能が多すぎなんだわ。「地デジ」を押して映像が出現。チャンネルは、番組表からチョイスする方法より、数字の10キーを押す方がわかりやすい。
映らなくなったら、ここ「地デジ」のボタンを押すこと、チャンネルはひたすら番号を押して好きな番組を探す、という方法に落ち着いた。
●ガスが切れた
訪問すると、門を入る前に近所の方に手招きされる。「こっちー」なになに、勝手口のプロパンガスを囲んで、近所の人と本人がなにやら相談中。ガスが切れたようだから、プロパンガスを依頼しようと思うと。ん??昨日、帰るときに、本人に確認し元栓を閉めたのだが、そのせいでは…?中に入って確認する。ビンゴ―‼ 近所の人たちが、口々に、「わたしら、元栓なんか締めたことない」と。そうなの?確かに、相当固いので、開栓できるか気になり本人に確認して閉めて帰ったのだったが…
元栓の開閉もままならないことは予測できる。開けっ放し多いかもしれない。
●ガスコンロの電池交換
「あ、怖いこと」ガスコンロのスイッチはひねられているが、火はついていない。赤いランプに本人が気づいてコンロを確認してスイッチを閉じた。ガス臭もなく、再度スイッチをひねるも点火がつかない。よく見ると、ランプは電池切れを示すランプ。私の視力でも文字が読めない( ̄▽ ̄)電池のサイズと個数を確認し、ストックがないので買い物リストに入れてもらった。
●王道「鍋焦がし」のリスク
本人より周囲からストップがかかることが多い火の管理。大丈夫だと思ってても、やっぱりやっちゃう。不意の来客、うたた寝…?
訪問した時に、「ああ、寝ちょったね」と。少し歩こうかと、玄関開けた途端、ん?なにやらこおばしい香りが。「鍋焦がした?」と単刀直入に、「いや」「ん?今、火つけてないよね?」「つけてないと思う」見に行っていい?コンロの上には鍋が掛かって、スイッチはオンのまま,火は消えている。ガス臭もない。ふたを開けると、汁のなくなった焦げた煮物が。しかし水分がわずかに残って焦げ付きはひどくなさそう。スイッチを切って、本人に状況をお伝え。「ああ、そうよ、怖いことよねえ、眠くなって寝よった。ありがとう」と。
💛今のガスコンロ事情
恥ずかしながら、今のガスコンロは、安全装置が標準装備なのだと私は知らず💦帰ってから調べた。考えてみると、社会人になってからカセットコンロかオール電化しか知らないようなもんだった。
鍋底の温度を感知するように設置されたセンサーなど、鍋焦がしや、ガス漏れなどによる事故が防げるような工夫がされてるんだ…これってだいぶ、救われる。
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